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大木 繁夫; 高木 直行
OECD/NEA第7回分離変換(P&T)情報交換会議, 943 Pages, 2003/00
長半減期核分裂生成物の一つである135Csについて、発電用高速炉を用いてどこまで核変換が行えるか限界を見出すための検討を核的観点より行った。使用済燃料からの135Csの回収を元素分離で行う場合、同位体である135Csから核変換による減量分に匹敵する135Csが新たに生成されることが問題となる。元素分離での135Cs核変換性能の改善のため、(1)弱い中性子減速材の使用,(2)137Cs崩壊後分離によるインベントリ増加,(3)照射・冷却繰り返し法を検討し,それぞれが改善効果を有することが分かった。しかし、十分な大きさの変換量と変換率を得るには至らず,元素分離での135Cs核変換の困難性が明確となった。